2013年09月28日

千本県営林自然情報1

千本県営林ではヒガンバナが見ごろになっています。

9.18松長・ヒガンバナ2.jpg

昨日あたりから朝晩ずいぶん涼しくなりました。
千本県営林では9月16日ころからヒガンバナがぽつぽつと咲き始め、

9.18松長・ヒガンバナ・4咲き始め.jpg

お彼岸の23日ごろには大分目立つようになりました。
それにしても秋のお彼岸を決して忘れずに咲きだすヒガンバナはすごいと思います。

気温や日照の変化を植物体全体で敏感に感じ取り、
季節を間違えず着実にお彼岸に咲きだすその能力には驚きを超えて畏敬の念すら覚えます。

ヒガンバナは全国に1000以上の方言名があるにも拘らず、古事記や日本書紀に登場しないこと、
また、田のあぜなど人里に近い場所に生育することなどから、

稲作とともに我が国に渡来した史前帰化植物と言われています。
球根はアルカロイドを含み猛毒がありますが、摺りおろして何日も水に曝せば食用になるといわれ、

不作の年にはこれを救荒植物として利用するため、
稲作に随伴して渡来したのではないかと考えられているようです。

また、日本のヒガンバナは全て3倍体であることも
日本に自生したものでないことの傍証となっているようです。

3倍体であることから、種子はできません。
繁殖は分球による栄養繁殖というわけですが、

一つの球根からあれだけの群落が形成されるのに
一体どれだけの年月がかかっているのでしょうか。

ところで、ヒガンバナより少し早く夏の終わりと秋の気配を告げる花があります。
ツルボです。
9.17千本街道危険木完了ほか 003.jpg


9.17原・ツルボ2.jpg

9.17原・ツルボ3.jpg

この花も県営林内には至る所で見られます。























posted by あしたかりん at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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