2013年11月11日

千本県営林自然情報5(ツワブキが満開です)

冬の足音が次第に近づいてくる今日この頃、
千本県営林の松林ではツワブキが満開となっています。
11.11西浜町:ツワブキ 006.jpg

和名は葉がフキに似て光沢があるためで、ツヤブキが訛ったものと言われています。
太平洋側では福島県以南、日本海側では石川県以西の海岸の崖など

気象条件の厳しい場所に生育しますが、沿海地の林内などにも生育します。
国外では朝鮮半島南部、台湾及び中国地有部にかけて分布しています。
11.11西浜町:ツワブキ 007.jpg

若い茎はフキと同様食用になり、
私は昔四国高知の海岸林でフキ採りをしている人に会ったことがあります。

静岡県ではフキほど一般的な山菜ではありませんが、
今年千本県営林の中でフキ採りをしている人を見かけました。

なんでも三十数年前、西伊豆方面から苗をもってきて松林内に植えたと言っていました。
それはともあれ、ツワブキは千本県営林のあちこちで見ることができますが、

とりわけ群落として見ごたえのあるのは東間門から西浜町、小諏訪にかけての松林です。
花を見ながらジョギングコースを歩いていると、ほのかに漂う花の香りに包まれます。
11.11西浜町:ツワブキ 003.jpg

この地域は一年で今が最も華やかな季節と言えるのではないでしょうか。
是非一度お訪ねになることをお勧めします。

posted by あしたかりん at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛鷹山森林組合より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月02日

千本県営林自然情報4(ノガリヤス)

千本県営林の中でまだ草刈りが行われていない松長のジョギングコース沿いでは
ススキに交じってノガリヤスがたくさん見られます。

10.25松長・ノガリヤス1.jpg
右側の穂をつけた背の高い草がススキ、その左側の白い泡のような穂をつけた草がノガリヤス。
もう少し近づいてみると

10.25松長・ノガリヤス2.jpg
こんなふうに見えます。
さらに近くで近づいてみた写真が下です。

10.25松長・ノガリヤス3.jpg

ジョギングコースを歩いてみると、林床にはススキよりもノガリヤスの方が多いことに気が付きます。
ノガリヤスはイネ科ノガリヤス属の植物で、ユーラシア大陸に広く分布し、

日本では北海道南部から九州までほぼ全域に生育しています。
和名は「野刈安」、ススキに比べて刈り易いことに由来するものと推察されます。

また、サイトウガヤという別名がありますが、
これは比叡山延暦寺の西塔近くで見つけられたことに由来するということです。

ノガリヤス属は世界に約270種、日本には18種もあるそうです。
高山や海岸絶壁の風衝岩場など気候条件の厳しい場所に生育しますが、

我々の生活圏である平地ではノガリヤスが、
また、少し高い山ではちょっと小振りのヒメノガ゜リヤスが普通に見られます。

posted by あしたかりん at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛鷹山森林組合より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。